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1999.09.11(土) + 宮城県気仙沼市 → 岩手県宮古市 : 走行距離161km |
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なかなか爽やかな朝を迎えたにも関わらず、昨夜から相変わらずの空模様。雷雨ではないにしても、雨がしとしとと
降り続く嫌な天気である。待っていてもやみそうもないので、小雨になった所を見計らって出発することにした。
いつ本格的に雨が降り出してもおかしくないようなしかし見事な曇空であった。この日もひたすら山道を進む事に、
もちろん周りには山しか見えない。しかもトンネルが続き、原付バイクライダーにはかなりの苦難がつきまとった。
数時間のドライブで無事に岩手県に入る。出発当初から三陸海岸(リアス式海岸で有名)を見ようと考えていたので、
本州の中央を縦断する国道4号線ではなくて国道45号を北上したのだが・・・福島県以上に縦に長い岩手県を全て山道で
乗り切らねばならないという不安はあった。車ならまだしも、原付バイクであるため、とにかく故障しないことを祈った・・・
_ まずは、南三陸海岸の景勝地を観光する。以下は観光した場所と簡単な説明・感想です。大理石海岸・・・大理石のような岩が ゴロゴロしている海岸・・・それ以外に特に感想も感動もありませんでした。確かに大理石ぽかったけど・・・。 続いて高田松原・・・横に長く続く砂浜と松原、なかなか綺麗だった。ただ、やけに海岸に様々ななゴミが目立のが非常に 残念であった。お次は 碁石海岸 ・・・その名の通り黒い碁石のような石が敷き詰められたような海岸。遠くに眺められる岸壁とそこから生える松の木を 望む風景はなかなかのものでした。 乱曝谷(らんぼうや) ・・・最初、漢字が読めませんでした(爆)。というのはおいといて、生で見ると切り立ったようなゴツゴツとした巨大な岩肌は 実際に見ると感動します、お勧めです。 穴通磯(あなとおしいそ) ・・・小島ほどある岩の基底部分に海食によってできた3つの穴が開いているという奇岩です。遠目からしか見られませんが、 しかも岩を眺めるポイントまで多少歩かなければならないのですが、それでもちょっとだけお勧めです(笑) _ と、この日の観光はこんな感じで。曇り空だったのが悔やまれる・・・。となると後の楽しみは碁石海岸のある岩手県大船渡市にて、 この旅2回目のまともな食事である(爆)。碁石観光ハイツにて「海鮮丼(正式には「海鮮乱曝谷丼」)」を堪能する。 好き嫌いの激しい私には「海鮮丼」なるものは今まで縁が遠かったのだが、やはり港町とれたての新鮮素材である。 不味いわけがない(笑)。お勧めは生ホタテ、とにかく甘くて口の中で蕩けて素晴らしい限りでした。値段もちょっとはって しまったけれど・・・。 _ この後は、釜石市立鉄の歴史館(入場料有)や、釜石大観音(遠くからでも見れます)などを見るも、自然が作り上げた素晴らしい 景勝地を見た後と言うこともあって、「人工物」の感が否めず、殆ど印象に残らずに見終わった気がする。 個人の趣味・嗜好によって違うのでしょうが・・・別に貶しているわけではありません。このような寄り道をしながらも更に 北上を続け、夕方には岩手県宮古市に到着した。到着して間もなく、それまで懸念していた雨がついに降り出してきた。 まぁ山道で降られるよりは運がいいと考えたけれど。仕方ないのでこの日は宿泊することにした (とは言いながらも、宿泊する「口実」ができたという事は実はかなり嬉しかったりした。だって野宿ツライ・・・)。 駅前で発見した市の観光案内所で市内一安い宿を教えてもらい、アポ無しで突入してみた。電話したけど誰もでなかったから なんだけど・・・。 _ 無事にその宿に宿泊する事ができた。というか客以外に客がいななかった(?)。時期が時期だし、平日だし当たり前かもしれない。 因みに、素泊まりで3、500円で部屋は4畳半、扉というか襖には鍵らしい鍵すらついていなかった(襖に飾り程度の鍵はあった)。 古くてあまり綺麗ではなく、階段はギシギシいうわ、トイレは臭くてしかも水洗じゃないわ、 風呂のシャワーは水圧が低すぎるだとか・・・と言いたいが安いので何も言えませんでした。そういえば、 外出時に勝手に部屋に入られて何時の間にか布団が敷かれていたのだ・・・少し怖いが、それでもセキュリティ上は野宿に比べれば 格段に上である。野宿に比べりゃ、どこでも寝れる(笑)。ちなみに、宿に着いたとたんに3時間程熟睡しました、即。 巣民度、宿近くのスーパーで弁当・水・当面の食料を購入し食事をとる。この日は布団に包まれて夜が過ぎていった・・・。 |
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